2015年2月11日水曜日

わずかな文字のちがいなのですが

木原です


どうしてこうなってしまったのか

息子が歌ってくれます

どんぐりころころどんぶりこ
お池にはまってさぁたいへん
どじょうから出てきてこんにちは
・・・・・


何が、誰が出てきたのか!
実際の現場をイメージして
私はいつもここで笑ってしまいます
(彼の名誉のために付記しておきますが、まだ3歳前です)


わずかひと文字ふた文字なのですがね
ずいぶん意味やイメージが変わってきます

4年生は卒論の要旨や本文や発表で
その表現でずいぶん苦しんだでしょう
とくにウィンさんは日本語のむずかしさを再認識したことだと思います


自分が考えていることを文字にするという作業はとてもたいへんです
せっかく苦労して書いたのに正しく伝わっていない
いや、書けていないことに書きながら自分で気付くなんてことも

論理的思考はしっかりできているのになぜか書けていない 書けない
そんなことが論文のあちこちで起こっています


次は君たちの番です
メールやその他で、いいかげんな文が日常的になっている3年生の諸君
辞書で言葉の意味を確認するクセをつけてください
接続語をうまく使いこなしてください
論理的な文章に この接続語は重要な役割を持っています
読み手の頭の中に地図を描かせるのです

今のうちからぜひたくさん文章を書いて私に見せにきてください
多くこなすことです
センスの必要な文学的表現は不要なのですから